県民参加の森づくり事業を活用 |
鳥海山にブナを植える会が育林の日を開催
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秋田県森林ボランティア団体 鳥海山にブナを植える会 |
- 令和7年7月14日(土)ににかほ市象潟町本郷地区ブナ植栽地(鳥海山2合目の旧クリ園)において、鳥海山にブナを植える会の育林の日が開催されました。
- 当日は、曇りで作業するのにちょうど良い天気になりました。今回も大阪府在住の和田さんが長躯バイクで駆けつけ、ユーモアたっぷりに皆さんを励ましてくれました。
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- 私が会員になってからはお馴染みの皆さんです。この日は笑い声の絶えない和気あいあいの作業でした。 常連の相馬さん、横山さん、竹内さんがいなくてちょっと寂しいですが・・・。
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- 高速インターを下りて、ブルーラインを車で行くと2合目のカーブ周辺から入り、200mほど行くと現地になります。会場奧には新しく購入したトイレも設置され女性も安心して参加できます。
- 早めに行ったつもりでしたが、既に皆さん準備万端でした。
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- 旧クリ園には屋根付きの休み処がありますが、所有者の方が強風で屋根が何回も飛ばされたのを修理したそうです。ありがたいです。
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- 齋藤副会長の司会で、開会式が始まり、須田会長のあいさつと今回山形県鶴岡市から初参加された渡邉さんが紹介されました。
- 今年度から育林部長は青木さんが就任されていますが、作業手順については前育林部長の斎藤副会長から、クマや蜂対策、下刈りの機械操作は振り回さないで回りを注意しながら行う、近隣の森林所有者との境界は気を付ける、などの詳しい説明がありました。青木さんは原稿を用意していたとのことですが次回に持ち越しです。
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- いよいよ作業開始です。作業は2023年の植栽地に有機肥料を施す班と2021年の植栽地を下刈りする班に分かれました。まずは肥料班です、有機肥料をバケツに分け、約300本の苗に撒きます。
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- 一本の苗木にひとつかみの肥料を散布していきます。 まだ下草はあまり伸びていないものの木の根などがあり歩きづらいところでブナ苗の回りに丁寧に撒きます。
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- 一方こちらは下刈り班です、機械刈りと手刈りに分かれて作業です。かなり草が伸びてきているので注意深く作業します。
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- もう一度施肥の個所に戻って苗を確認して歩くと結構な数の苗が枯れていました。昨年の葉が沢山付いたまま枯れたもの、今年の芽が膨らみつつ枯れたものなどいろいろな形態があります。冬の雪のせいか、そんなに水はけが悪いようにも見えませんが回復は見込めないような状況です。
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- 一汗かいたので休憩時間になりました。もぐもぐタイムとはいかないものの亀屋の佐々木さんが差し出す豆菓子と飲み物で一服しました。
- 今年の小屋は昨年まで使っていた小屋の屋根が風で吹き飛ばされたので、斎藤さんが中心になって作ったそうです、屋根があると全然違います!
- 大阪の和田さんから「大阪のスーパーは人が多いので、レジが混んで列になります、そこで店内放送で「レジ応援頼みます、レジ応援頼みます」と言ったら、幼稚園児が二人でレジに近づき「お姉さん頑張れ!お姉さん頑張れ!」と応援したそうです、と真面目な顔で一席披露されました。
- 鶴岡の渡邉さんからは「須田会長と40年前に一緒に仕事をして世話になったので、どうしているのか気になり、グーグルで検索したらブナを植える会に行き着き、懐かしくて会長に電話したら名前は覚えていなかったが、容姿を説明したら思いだしてくれて、参加することになった」と今回の参加を説明してくれました。人間の縁て不思議なものだなあと思います。
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- また、建設業を営んでいる加藤さんが参加されましたが、道路の補修などで普段から協力されているそうで、今回は時間ができたので作業にも来られたということです、いつもありがとうございます!
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- 作業している元クリ園には池があり、そこにモリアオガエルの卵塊が6つありました。もうすぐオタマジャクシが下に落ちていくのですが、自然豊かな環境です。
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- 休憩後も皆さん作業に夢中です。この会の皆さんは本当に良く働きます、自分の分担がよく分かっているので無駄なくそれぞれが作業しています。
- 秋の作業が楽しみです。皆さんご苦労様でした。
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- 無事作業が終わりました。終了後もしばらく皆さん腰をかけて世間話です。渡邉さんともお話ししましたが、こういうところで知り合いになるのも何かの縁ですからまた来てくださいとお願いしました、話し好きの鶴岡在住ながら秋田県出身者でした。
- 和田さんはブナの植樹の缶バッジを作成したそうで、秋には持ってくるそうです。気を付けて!
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