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モリエールあきた

 
 2013年10月19日(土)、2013海岸林再生植樹祭が、快晴の秋空のもと秋田市飯島海岸林(秋田火力発電所向かい海側)で開催されました。当日は、地域の方達や森林ボランティアなど約120名が参加し、200㎡のエリアへクロマツ1,000本が植栽されました。
 ここはかつてクロマツ林でしたが、気象害や松くい虫被害を受けて消失し、現況は草地となっておりました。季節風で飛砂や吹雪の影響により発生する県道の交通傷害の緩和や、隣接する工場等の飛砂被害改善のために海岸林を造成することとなりました。写真に見られる奥のクロマツ林は、これまでも寒風や松くい虫被害でダメージを受けてきたのですが、関係機関や地域の人びとにより守られてきた林で、参加者は、今回植えたクロマツの苗木がこのような立派な林になるのを期待して汗を流しました。
 
◆主催/秋田県  
◆後援/東北森林管理局、秋田県森林組合連合会、公益社団法人秋田県緑化推進委員会、一般社団法人秋田県森と水の協会、一般社団法人秋田県林業コンサルタント 
 
  開会式
   
主催者である上練三秋田県農林水産部森林技監が開会のあいさつ。 来賓を代表して、工藤嘉範秋田県議会議員が祝辞を述べる。 
森づくり感謝状贈呈 
  ~ボランティア活動で秋田市海岸林の再生に頑張ってこられた2団体に感謝状が贈呈された~ 
   
 表彰を受ける「NPO法人秋田グリーンサム倶楽部」の佐々木吉和理事長

 「NPO法人秋田グリーンサム倶楽部」は、その組織の前身であるフィロス秋田が平成7年から毎年、出戸浜バイパス沿いの海岸保安林の清掃活動を行っており、例年600名を越える参加者が集う取り組みを行っています。現在では、管理放棄された森林を整備し、地域の景観を向上させる取り組みも行っており、環境保全活動の推進に大きく貢献されていることが評価されました。
表彰を受ける「炭焼きで夕日の松原まもり隊」の山上紘太朗副理事長

 「炭焼きで夕日の松原まもり隊」は、松くい虫被害を受けた海岸林マツ林を守るため、平成14年から現在に至るまで夕日の松原における松くい虫被害木を発見し、被害木を伐採して炭づくりを行うなど、環境保全活動の推進に大きく貢献されていることが評価されました。
 
 植樹活動
   
 青空の下、参加者が丁寧にクロマツの苗木を植えました。
 
   
立派な海岸林に育つことに願いをかけて 
 
 植樹記念標柱の除幕
 
植樹作業が終わり、植樹記念標柱の除幕を行いました。モリッチもスギッチもお手伝いです。 
 
   
記念撮影に納まる「炭焼きで夕日の松原まもり隊」の皆さん  記念撮影に納まる「グリーンアース秋田」の皆さん 
 
   
進行役を勤めた安藤智夏さん  森林ボランティアの参加者は、スタンプラリーのスタンプをゲット!
「あといくつで森林ボランティアリーダーの認定を受けられるのかな?」
 

モリエールあきた