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里山エコの森づくり研修会を開催

活動レポート  あきたエコマイスター県央協議会
 会員が整備を進めている森林

 あきたエコマイスターは、環境問題全般の知識を習得し、環境保全を全体的な視点から考えることができる地域の環境保全活動のリーダーとして県に登録された方々で、平成26年4月1日現在、316名が登録されています。
 県央協議会では、由利本荘市大内三川にある「里山エコの森」をフィールドに、森林整備を行っているほか、各種環境イベントに参加しています。
 1月27日は同協議会の学習会の一環で、会員が実践している「二酸化炭素吸収を考慮した森づくり活動」を改めて考えてみようと、秋田県林業研究研修センターを訪問、センターで長年森林の生態を研究している和田覚副主幹の講義を受けました。

   
 
   
 和田副主幹は「森林のもつ多面的機能~二酸化炭素の吸収機能~」と題して講演。これまで林業研究研修センターで研究してきた成果を交えながら森林の機能について説明したほか、森林の持つ炭素吸収量・蓄積量の計算手法について講義し、例題を解いてもらった。
 
   
 講演後、参加者から活発な質問。森林を造成する場合、二酸化炭素吸収固定を重視するのか木材生産を重視するのかで異なることなどが話題となった。 
   
 あきたエコマイスター県央会議では、秋田県水と緑の森づくり税を活用し、春と秋の森林探訪やシイタケ・ナメコの植菌体験を行うなど、地域と連携して里山を守る活動に取り組んでいる積極的な団体です。