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早春の森に集う 里山エコの森づくりNo.1 

エコマイスター由利班 
 
 エコマイスター由利班では、由利本荘市大内三川の「里山エコの森」をフィールドに森林整備活動や、子どもたちへ木育教育を行っている。平成27年度の活動は、4月15日の「第1回里山エコの森づくり」から始まった。

 本日は、これまで森林整備をしてきた高台に完成した山小屋の完成式と、早春の森林浴やきのこの植菌を行った。長年森林整備を行ってきた結果、春先にはカタクリやキクザキイチゲが咲き誇る森となった。でも今春は、数日前の霜によって例年の見事な森の花畑を見ることができなかったものの、参加者は早春の森を楽しんだ。(写真は昨年4月14日撮影)

   
 ぐずついた天気で、今にも降り出しそうな空。早春の森を楽しむため、会員や地域の人々が37名参加。地元のケーブルTVも取材に訪れた。 
 完成した山小屋。会員一人ひとりの知恵と技を駆使し、延べで100人がかりで完成した。窓は、ロープを引っ張ると空く仕組み。利用しながらさらに使いやすいように改善していくとのこと。 
 
 雲がかかる森。ここは、国の交付金を活用して森林整備を行っている森。霜の影響でキクザキイチゲの花がしぼんでいる。  
 徐々に雲がとれて雨の心配はなくなった。一面を覆うカタクリも花を閉じている。  
  写真は、昨年4月14日の撮影。霜の被害がないと、こんな花畑が楽しめたのに。
  森林整備で生産された広葉樹へきのこの植菌。来年の春には収穫を楽しめるでしょう。
 
 エコマイスター由利班では、秋田県水と緑の森づくり税「森林ボランティア活動支援事業」を活用し、子ども木工教室や保育園児や小学生を対象とした木育教育を計画しているほか、里山エコの森での森づくり活動を実施することとしている。