山野の花シリーズ114 ノウルシ、ナツトウダイ
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- ノウルシ(野漆、トウダイグサ科)
湿地や湿った草原などに生え、時に大群落をつくる。花の下につく黄色い苞葉は、遠くから眺めると花びらのように見える有毒植物。丸い玉状の雌花にイボのような突起が密生するのが特徴。この仲間は雌花の子房の形状で見分ける。北海道から九州に分布。
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- 名前の由来・・・茎を傷つけると乳液が出て、それが皮膚につくとウルシのようにかぶれることから、「野漆」と書く。
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- 別名サワウルシ・・・沢沿いの湿った所に生えることから、サワウルシとも呼ばれている。
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- 葉・・・互生し、柄がなく、裏面に短い軟毛がある。茎の先に5枚の葉を輪生する。
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- 花・・・杯状の花序をつけ、その下に黄色い苞葉が3枚つく。
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- 花アップ・・・子房は、球形で表面にはイボ状の突起がある。
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- ナツトウダイ(夏燈台、トウダイグサ科)
丘陵地や山地に生え、高さは早春時に約20cm、初夏に約40cmに伸びる。名前に夏がついているが、春早くから咲き出す。花の特徴は、球形の雌しべに、三日月形をした紫色の腺体(蜜がでる器官)が4つあること。北海道から九州に分布。
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- 名前の由来・・・春に咲くが、命名者がたまたま遅咲きの花を見て「夏」とつけてしまったと言われている。加えて、草姿が照明の燈台に似ていることから、「夏燈台」と書く。
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- 茎葉・・・茎は緑色で紅紫色を帯びる。葉は互生し、細長い楕円形。茎の先に5枚の葉が輪生する。
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- 花・・・5枚の葉の脇から枝を出して杯状の花序をつける。
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- 花アップ・・・花序の腺体は、紅紫色で4個。三日月形の先端は尖る。
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| 参 考 文 献 |
- 「食草・薬草・毒草が分かる野草図鑑」(金田洋一郎、朝日新聞出版)
- 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
- 「春の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「山渓名前図鑑 野草の名前/春」(高橋勝雄、山と渓谷社)
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