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山野の花シリーズ116 ホタルカズラ、ヤマラッキョウ

  • ホタルカズラ(蛍葛、ムラサキ科)
     日当りの良い草原や林縁に生える。花茎の先端に白い隆起線のある青紫色の花を咲かせる。その花は、蛍光色の星形で、なかなか美しい。花が終わると、茎は根元から横に長く這う無花枝を出し、先端から発根して新しい株をつくる。葉には柄がなく、両面にざらつくような毛があり、冬も枯れない。日本全土に分布。 
  • 名前の由来・・・花の背後には、赤いぼかしが入っている。これを「蛍の光」に見立てている。また、茎はツル状にどんどん横へ広がることから、ツル性の総称である「葛(カズラ)」をつけて、「蛍葛」と書く。
  • 花期・・・4~6月、草丈10~20cm 
  • ・・・狭長楕円形で、両面に粗い毛があり、互生する。冬も枯れないで残る。 
  • ・・・茎の上部の葉の付け根に、5つに広がった青紫色の鮮やかな花をつける。花の中央に白い大の字形の白い筋が入っている。横から見ると、赤みがある。 
  • ヤマラッキョウ(山辣韭、ユリ科)
     秋田県以南に生える多年草。本県では、横手市や大仙市などの山地の湿原に生える。栽培種のラッキョウに似ているが、冬に葉が枯れること、花序が小形で花柄が短く花数が多いことなどで区別できる。 
  • 名前の由来・・・山に生えるラッキョウの意味で、「山辣韭」と書く。 
  • 花期・・・9~10月 
  • 草丈・・・30~50cm 
  • ・・・円柱形で、長さ20~50cm。断面は鈍三角形をしている。 
  • ・・・花茎の先端に多数の紅紫色の花を球状につける。 
参 考 文 献
  • 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
  • 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
  • 「春の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
  • 「秋の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
  • 「身近な野の花のふしぎ」(森昭彦、サイエンス・アイ新書)