山野の花シリーズ119 ノハラムラサキ、ワスレナグサ
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- ノハラムラサキ(野原紫、ムラサキ科)
ヨーロッパ原産の帰化植物。全体に白色の軟毛があり、淡い青色の5深裂した小さな花を総状につけ、花の中心部から5本の白色の放射状の膨らみがある。萼にかぎ状の毛が密生する。茎葉は長楕円形で、両面に毛が多い。ワスレナグサの花に似ているが、ノハラムラサキは花径が約3mmと非常に小さいが、ワスレナグサは花径が約8mmと大きい。北海道~関東以北の本州を中心に、道端や田んぼ周辺、河川の土手などに広く自生している。
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- 名前の由来・・・野原に生え、紫色の花を咲かせることから、「野原紫」と書く。
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- 花・・・直径3mmほどの淡い青色の5深裂した花を総状につける。
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- 花アップ・・・黄色い花の中心部から5本の白色の放射状の膨らみがある
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- ワスレナグサ(勿忘草、ムラサキ科)
ヨーロッパ原産で、観賞用に栽培したものが野生化し、北海道から四国まで自生している。田の水路や畦道などに群生する。茎の基部が横に這い、よく枝を分ける。よく似たノハラムラサキは、花が小さくガクが深く裂け、先がカギ状に曲がった毛がある。
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- 名前の由来・・・西洋の伝説に由来し、恋人にこの花を投げて「私を忘れないで(Forget me not)」と川の中に沈んでいった若者の言葉からついたと言われ、「勿忘草」と書く。
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- 葉・・・細長く平らで、長楕円形の葉が互生する。葉から茎まで軟毛に覆われている。
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- 花・・・淡い青紫色の小さい5弁花を咲かせ、花冠ののど元に黄色の付属体と白色の小斑点がある。
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| 参 考 文 献 |
- 「食草・薬草・毒草が分かる野草図鑑」(金田洋一郎、朝日新聞出版)
- 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
- 「春の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「山渓名前図鑑 野草の名前/春」(高橋勝雄、山と渓谷社)
- 「山渓名前図鑑 野草の名前/夏」(高橋勝雄、山と渓谷社)
- 「江戸草花図鑑」(岩槻秀明、エクスナレッジ)
- 「電子図鑑 秋田の植物 別冊似た植物」(福田兼四郎)
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