山野の花シリーズ124 ハマギク、メハジキ
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- ハマギク(浜菊、キク科)
海岸の岩場や礫地に生える日本の特産種。文献によれば、青森県から茨城県の太平洋側に生えるとあるが、秋田県にかほ市象潟の小砂川海岸の断崖にも群生している。花は直径5cm以上もある大輪で、野生のキクの中では最も大きな花をつけ、初冬まで咲き続く。その白い端正な花が美しく、栽培も容易なことから、観賞用にもの栽培され、園芸種のシャスターデージーの交配親になっている。東北地方から茨城県に分布。
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- 名前の由来・・・浜に生える菊の意味で、「浜菊」と書く。
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- 葉・・・ヘラ形の葉は厚く光沢がある。上半部に波状の浅い鋸歯があり、柄はない。
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- 花・・・茎の上部が分岐し、その先に純白の美しい頭状花をつける。総苞片は4列に並ぶ。
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- 参考:園芸種・シャスターデージー・・・フランスギクに日本のハマギクを交配して作出した園芸種。
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- メハジキ(目弾き、シソ科)
道端や荒れ地、海岸などに生え、高さは1mほどになる。葉が深く裂ける独特の形をしている。晴天が幾日も続くと、葉がだらりと垂れ下がることが多い。漢方では、産後の体力低下や月経不順などの改善を目標とした処方に使われたことから、生薬名「ヤクモソウ(益母草)」と呼ぶ。本州から沖縄に分布。
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- 名前の由来・・・メハジキの茎を短く切って目に挟み,瞬きさせて遠くまで弾き飛ばす子供たちの遊びに由来し、「目弾き」と書く。
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- 葉・・・下の葉は3~7深裂して掌状で、中間の葉は3裂、上の花のつく葉は小さく披針形~線形と変化する。
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- 花・・・紅紫色の唇形花を数個ずつ輪状につける。花冠は上下に2裂し、下唇はさらに3裂して内部は濃い紅紫色になる。
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- 薬用・・・開花期に採取して、日干しにする。産後の止血、生理不順、めまい、腹痛、利尿などに煎じて飲む。
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| 参 考 文 献 |
- 「食草・薬草・毒草が分かる野草図鑑」(金田洋一郎、朝日新聞出版)
- 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
- 「夏の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「秋の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「山渓名前図鑑 野草の名前/夏」(高橋勝雄、山と渓谷社)
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