山野の花シリーズ128 コニシキソウ、イボクサ
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- コニシキソウ(小錦草、トウダイグサ科)
北アメリカ原産で、明治中期に渡来した帰化植物。道端や庭、畑などに生える。茎が地を這って広がる。葉の中心に筆で刷いたような暗紫の斑紋がある。葉の付け根の合間にごく小さい花を咲かせる。花は地味で目立たず、ハチやチョウにアピールするような花びらもない。本種は、受粉しなくても種子を作ることができるが、花蜜でアリを誘い花粉を運んでもらうことで、多様な遺伝子をもつ種子を作ることができる。北海道から九州に分布。
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- 名前の由来・・・ニシキソウより小さく見えたことから、「小錦草」と書く。ニシキソウは、赤い茎と緑の葉の色合いが美しい様を「錦」に例えて「錦草」と書く。
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- コニシキソウとアリ・・・杯状の花の縁に4個の薄紅色の蜜腺がある。アリは蜜腺をなめている間に口の周囲に黄色い花粉がつく。コニシキソウは、地面にそって枝を四方に広げているので、隣の株と枝が重なり合っている。アリは蜜を集めながら知らぬうちに他の株の雌しべに花粉を運ぶことになる。
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- イボクサ(疣草、ツユクサ科)
水田の土手や溝などの湿った場所に生える。茎は多肉質で軟らかい。よく分岐しながら泥の上を横に這い、各節からヒゲ根を出し、上部に立ち上がる。花は、葉の付け根に一つずつ咲くが、一日でしぼんでしまう。雄しべは6本だが、うち3本は単なる飾りの仮雄しべである。本州から沖縄に分布。
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- 名前の由来・・・この草をもんで、イボにつけると取れると言われることから、「疣草」と書く。別名イボトリグサとも呼ばれている。
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- 葉・・・狭披針形で互生し、基部は短いサヤになって茎を抱く。
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- 花・・・一日花で、普通1個の淡い紅色の花をつける。
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- 花アップ・・・3個の花弁の先端部が淡い紅色。その花弁の間から緑色のガク片3個が見える。雄しべ3個と仮雄しべ3個、雌しべが1個ある
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| 参 考 文 献 |
- 「食草・薬草・毒草が分かる野草図鑑」(金田洋一郎、朝日新聞出版)
- 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
- 「秋の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「身近な野の花のふしぎ」(森昭彦、サイエンス・アイ新書)
- 「花と昆虫、不思議なだましあい発見記」(田中肇、講談社)
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