山野の花シリーズ133 シャク、ミツバ
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- シャク(セリ科)
湿り気のある山地の林縁や林の下などに生え、一面を白く染めるほどよく群生する。葉は互生し、小葉は細かく裂けシダ類に似ている。葉をちぎると、セリのような良い香りがする。若葉は山菜として利用される。果実は円柱形で黒く熟す。北海道から九州に分布。
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- 名前の由来・・・実の形が神事に使われるサク米に似ており、そのサクが訛ったとの説や、北海道や東北の方言で、オオハナウドをシャク、シャクをコシャクと言っていたが、シャクがオオハナウドと名付けられたので、コシャクのコを取り、シャクになったなどの説がある。
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- 葉・・・長い葉柄があり、2回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。互生。
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- 花・・・葉の先に複散形花序を出し、小さな白花を咲かせる。花弁は5個で、外側の2個が他より大きい。総苞片はない。小総苞片は数個あり下を向く。雄しべは5個。2個の花柱は外側に曲がる。
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- よく群生する・・・たくさんの可憐な白い花が斜面一面に広がる
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- 果実・・・細長く尖り,毛がなくなめらかで黒く熟す。
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- 食用・・・若葉を摘んで食べると、ニンジンの葉を思わせる爽やかな風味を楽しめる。群落になっているので見つけやすく、その場だけで十分な収穫を得ることができる。若葉、もしくは20cmくらいまで伸びた茎の上葉を摘む。天ぷら、おひたし、炒め物、洋風スープの彩りや香りづけに。
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- ミツバ(三つ葉、セリ科)
山菜としてよく知られた野草で、切れ込みの深い3枚葉が特徴。ミツバは独特の芳香があるが、よく似た有毒のウマノミツバには香りがない。採取する際は、必ず香りをかいで確認することが肝要。平地から高地の半日蔭地に自生する。多少の湿地を好む。江戸時代から栽培され、現在では主にハウス水耕栽培したものが周年出荷されている。北海道から九州に分布。
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- 名前の由来・・・1本の茎に3枚の葉がついていることから「三つ葉」
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- 葉・・・3出複葉で互生。小葉は卵形で尖り、重鋸歯がある
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- 花・・・小さく繊細な白い花を咲かせる。花が咲く頃は、葉も茎もかたくなって食べられない。
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- 料理・・・生のままを貝柱や小エビとかき揚げ、茶わん蒸しの青み、刻んで薬味に。さっと茹でて、おひたし、和え物、椀だね、まぜご飯の青み、卵とじなど。
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| 参 考 文 献 |
- 「山渓カラー名鑑 日本の野草」(山と渓谷社)
- 「秋田の山野草300選」(秋田花の会)
- 「春の野草」(永田芳男、山と渓谷社)
- 「山菜ガイド」(今井國勝・万岐子、永岡書店)
- 「うまい雑草、ヤバイ野草」(森昭彦、サイエンス・アイ新書)
- 「きのこ・木の実・山菜カラー百科」(主婦の友社)
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