山野の花シリーズ24 ミツガシワ、チゴユリ・・・INDEX ミツガシワ、チゴユリ、ハナニガナ、シロバナニガナ |
||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() 山里の池沼や湿原に群生する水生植物。地下茎は肥厚して横に伸びる。葉は3枚で質の厚い小葉からなる。花は、花茎の先に総状に多数つく。花冠は漏斗形で白色、内側に長い毛がある。ミツガシワは、氷河期からの残存種と考えられている。(写真:田代岳) |
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() |
||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() 3枚の葉が、カシワの葉に似ていることから、「三槲」と書く。もう一つの説は、家紋に取り入れられている三柏の文様に似ていることから、「三柏」と書く。 |
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() |
||||||||||
![]() ミツガシワは、ニホンジカの大好物で、特に根っこが好きなようで掘り起こして食べるという。だから、湿原へのダメージが大きく、尾瀬での食害、掘り起こしの被害は甚大である。環境省では、「シカが日本の自然を食べ尽くす!?」という大変刺激的なタイトルで、シカによる高山植物等の深刻な被害と若手ハンターの確保対策について広報している。 |
||||||||||
|
||||||||||
チゴユリ | ||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() 白い花は小さく、斜め下向きに咲く小さな百合。6枚の花弁の先端がシャープに尖っている。葉は笹の葉を小さくしたように互生する。やや乾いた雑木林の林床に群落をつくる。 ![]() ![]() |
||||||||||
|
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() |
||||||||||
ハナニガナ | ||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() 茎の高さ40~70cmほどになる多年草。シロバナニガナの一品種で黄色の花をつける。茎は上部で枝分かれし、散房状に頭花をつける。頭花はニガナより大きく、小花が7~11個ある。 |
||||||||||
![]() |
||||||||||
|
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() 母種のニガナは、昔から山菜として食べられていたので「ナ(菜)」がつく。葉や茎を折ると乳液が出て、舐めると苦いことから「苦菜」。ニガナと同じ黄色の花だが、ニガナより大きな花を咲かせることから、「花苦菜」と書く。 |
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() |
||||||||||
![]() |
||||||||||
シロバナニガナ | ||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() ニガナの変種。母種よりも全体が大きくなり、白い花をつける。茎はニガナより丈夫で、高さ40~70cmほどになる。根生葉と茎葉は広く大きく、羽状に裂けることが多い。 |
||||||||||
![]() |
||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||
![]() |
||||||||||
|
||||||||||
参 考 文 献 | ||||||||||
![]() ![]() ![]() ![]() |