山野の花シリーズ32 トウゲブキ、クルマユリ・・・INDEX トウゲブキ、クルマユリ、コオニユリ |
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![]() 大形の花を咲かせ、群生することから、夏の草原で良く目立つ。茎の上端で枝分かれして、5~9個の黄色の頭花を散房状につける。花は茎の上部に7~8個つき、総苞や頭花柄の基部に苞葉がある。葉は厚くて艶があり、フキの葉に似ている。葉の縁には粗い鋸歯がある。 |
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![]() 夏になると、阿弥陀池周辺の草地は、トウゲブキとハクサンシャジンがやたら目立つようになる。木道沿いを延々と彩る群落を眺めながら歩いていると、「トウゲブキロード」「ハクサンシャジンロード」と呼びたくなるほど、大きな群落を形成している。 |
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![]() 和賀岳山頂の南側~東側斜面一帯は、トウゲブキの大きな群落を形成している。 |
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▲八幡平・大ノ助沢源頭のトウゲブキ(2014年7月18日撮影) | |||||||
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クルマユリ | |||||||
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![]() 低山帯から高山帯の草地や樹林下に生え、赤橙色の美しい花を数個やや下向きにつける。花被片は、濃色の斑点があり先が反り返る。葉が茎の中央付近に、6~15枚車輪のように放射状につくのが特徴である。 |
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![]() 茎の下方に、葉が8枚ほど輪生するのを、牛車などの車輪に見立てて、「車百合」と書く。 |
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コオニユリ | |||||||
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![]() 花は、クルマユリに似ているが、葉は輪生せず互生する。花は、茎の先に2~10個橙色の花をつける。花被片は被針形で6個、内側に紫黒色の斑点があり、先が反り返る。 |
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参 考 文 献 | |||||||
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