山野の花シリーズ35 カラマツソウ、モミジカラマツ・・・INDEX カラマツソウ、モミジカラマツ、キンコウカ |
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![]() 長い茎の先に、白く細い糸状の小花をつける。花弁はなく、開花時にガクが落ちる。花のように見えるのは、残った雄しべの集まりである。茎は上部で良く分岐し、葉柄の基部に丸い小さな葉がある。よく似たミヤマカラマツは、葉柄の基部に小さな葉がないので区別できる。 |
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モミジカラマツ | |||||||||||||
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![]() 花はカラマツソウに似ているが、見分け方のポイントは葉・・・モミジの葉のように掌状に裂けるのが特徴。花は、花弁がなく、無数の糸のように雄しべがつき、ガクは開花時に落ちる。 |
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▲八幡平大場谷地(標高1000m) | ▲鳥海山(標高1800m) | ||||||||||||
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キンコウカ | |||||||||||||
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![]() 地下茎が横に伸びるので群生することが多い。花の最盛期に当たると、湿原の一面を金色に染め上げ美しい。花茎の先端に穂のような長さ6~10cmの総状花序をつけ、鮮やかな黄色の花を多数つける。花被片は6個で、線形で平開し、花が咲き進むと緑色になって落ちない。葉は剣形でアヤメ科の葉に似る。 |
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![]() 1975年、山形県の放牧場で若齢乳牛30頭にキンコウカによる中毒が発生。以来、日本でも家畜にとって毒草であることが知られるようになった。 |
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参 考 文 献 | |||||||||||||
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