山野の花シリーズ37 ハクサンイチゲ 、ヨツバシオガマ・・・INDEX ハクサンイチゲ、ヨツバシオガマ、ミヤマシオガマ |
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![]() お花畑で大きな群落をつくり、一面に咲き乱れる光景は大変美しい。夏山を代表する高山植物で人気が高い。高山の湿り気のある草原に生える。花は、一つの茎に1~5個つき、白い花弁のように見えるのはガク片で、花弁はない。根生葉は、長い柄がある3枚の小葉で、細かく裂ける。県内では、他に花の似た種がない。 |
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![]() 石川県の白山で発見されたイチゲの意味で、「白山一華(白山一花)」と書く。高山植物でハクサンの名が付く高山植物は21種類もある。それは、白山が古くから信仰の山として栄えたのに加え、早くから植物の研究が進んでいたからである。 |
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![]() 花の数が多く、華やかな印象を受ける。だから「幸福を招く花」と言われている。確かにハクサンイチゲのお花畑に出くわすと、幸せな気分になる。 |
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ヨツバシオガマ | |||||||||||||
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![]() 葉が4枚輪生して、段々についているので名前を覚えやすい。茎の先端に4個ずつ輪生する花をつける。シオガマギク属は半寄生植物で、イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生して養分を分けてもらうため、近くに宿主のある草原に生える。地域によって草丈の大小、花の濃淡など変異が多い。 |
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ミヤマシオガマ | |||||||||||||
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![]() シオガマギクの中でも一際色鮮やかな花をつける。葉は羽状に深く裂け、小葉がさらに深く裂けニンジンの葉のように細かく切れ込むのが特徴。花は茎の上部にかたまってつく。花冠は紅紫色で長さ2~2.5cm、上唇は舟形で先端に小さな突起が2個ある。下唇は、筒形で水平に広がり、深く3裂する。高山帯の草地に生える半寄生の植物。 |
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参 考 文 献 | |||||||||||||
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