山野の花シリーズ38 ハクサンシャジン、ウサギギクINDEX ハクサンシャジン、 ウサギギク |
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![]() 平地で秋に咲くツリガネニンジンの高山型で、花は茎上部に2~3段に輪生する。葉は3~5枚が輪生する。夏山から秋山にかけての代表的な高山植物で、鈴の音が鳴り響くように風に揺れる姿は涼しげで風情がある。秋田駒ヶ岳、鳥海山、焼石岳、月山など東北の山に量が多い。高山の草地に多いが、礫地にもでてくる。花の色は、白から紫色まで濃淡が著しい。 |
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![]() 白山で発見され、ツリガネニンジンの漢名「沙参」の音読みで、「白山沙参」と書く。別名、高い峰に生えるツリガネニンジンの意味で「高峰釣鐘人参」と書く。 |
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![]() 8月に入ると、片倉岳展望台から阿弥陀池付近の草原まで、登山道沿いに鐘の音で歓迎するかのようにハクサンシャジンの群生が延々と続く。そのお花畑には、トウゲブキとの混生も目立つ。 |
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▲ハクサンシャジンとトウゲブキの混生 | |||||||
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ウサギギク | |||||||
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![]() 高山の砂礫地や残雪のそばの草地などに生える。花は黄色で茎の先に1個つき、ヒマワリの花をミニチュアにしたような感じで可愛らしい。葉には小さな鋸歯があり、茎の下部では対生するが、上部では互生して小さくなる。全体に毛が密生する。 |
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![]() 対生する葉の形が、ウサギの耳に似ているキクの花の意味で、「兎菊」と書く。別名は、花の色や舌状花の並び方から、「金車(キングルマ)」と書く。 |
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参 考 文 献 | |||||||
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