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2022森の学校 木に名札をつけ、森で遊んで学ぶ

 2022年5月14日(土)、「2022森の学校 木に名札をつけ、森で遊んで学ぶ」がクリプトンを会場に行われた。親子5組、16名が参加。あいにく雨が止まなかったことから、屋外でのイベントは中止。森林インストラクター会の皆さんを講師に、森のお話や森のクラフト、リースづくりなどが行われた。
  • 主催/秋田県森林学習交流館・プラザクリプトン
  • 協力/森林インストラクター会
  • 協賛/(一社)秋田県森と水の協会
  • 開校式・・・森林インストラクター会小沼会長あいさつ
  • 森の手品・・・使うのは、杜仲茶で有名なトチュウの葉一枚。それを二つに切ってから、片手を離しても、不思議と落ちない。
  • その秘密は・・・トチュウの葉は、二つに引きちると、よく見ないと分からないゴム質の細い糸を引くから、手を離しても落ちない。 
  • トチュウは、葉だけでなく、樹皮をはいだり、枝や果実を折っても、ゴム質の白い糸を引くのが特徴。この乳液は、天然ゴムとして利用できることから、寒冷地でも育つ天然ゴムの産出木としても知られている。  
  • アカネズミは硬いオニグルミの実をどうやって食べるのか・・・アカネズミはクルミが大好きだが、リスのように綺麗に割ることができない。何とあの硬いクルミのど真ん中に円形の穴を開けて食べる。
  • ニホンリスは・・・ ・クルミの縫合線に沿って歯を差し込み、時間をかけてパカッと二つに割ってから、中の美味しいクルミを食べる。だから森に落ちているオニグルミの形をみれば、誰が食べたかがわかる。 
  • 松ぼっくりとエビフライ・・・松ぼっくりの中の種を、ニホンリスやネズミが食べた残骸を「エビフライ」と呼んでいる。アカマツの球果には、40~50個の種が入っている。この種を取り出すためにリスなどが鱗片をかじって剥がす。果軸を刈り上げたように綺麗にかじっていればネズミ、長いヒゲ状の残骸が残っていればニホンリスの可能性が高い。 上の写真は、「リスのエビフライ」である。別名「森のエビフライ」とも呼ばれている。  
  • 森のクラフト、リースづくり
  • 作業風景 
  • 森のお話①・・・森と野鳥のお話 
  • 森のお話②・・・森の恵み・木の実
  • 森のお話③・・・松枯れ、ナラ枯れ
  • 森のお話④・・・クマなどの野生動物
参加者の作品