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親子でクリスマスリースづくり体験in大森山動物園

 2019年12月1日(日)、「親子でクリスマスリースづくり体験」が秋田市浜田の大森山動物園ミルヴェ館を会場に開催された。大森山動物園では、12月1日で今年の通常営業を終えることから、「2019さよなら感謝祭」の一環で開催された。今回は、親子12組に加えて小松守園長と高木美保名誉園長も飛び入り参加し、行われた。森の素材を使って、子どもたちはミニツリーと動物のクラフトづくり、大人たちはクリスマスリースづくりを楽しんだ。
  • 主催/公益財団法人 秋田市総合振興公社
  • 協力/大森山動物園ミルヴェ、秋田県森林学習交流館・プラザクリプトン
  • 講師・・・秋田県森林学習交流館・山上インストラクター、進藤インストラクター 、森の案内人・刑部節子さん
  • クリスマスリース見本 (山上インストラクターの作品)
  • クリスマスリースの意味
    1. 第一に魔除け・・・クリスマスリースによく使われるヒイラギや松などの常緑樹には、殺菌・抗菌作用があることから、玄関に飾ると魔除けにも効果があるとされている。日本でいえば、しめ縄のような役割があるといわれている。
    2. 第二は豊作祈願・・・リースには、松ぼっくりや麦の穂、葡萄の蔓、リンゴなどが飾られるが、これは「収穫」の象徴・豊作祈願を意味している。
    3. 第三は幸福・・・リースの輪は、終わりのない形状から「永遠」「無限」「平和」を意味し、それは幸福を象徴、幸運を呼び込むとされている。
  • 子ども用ミニツリーと動物のクラフト見本(進藤インストラクターの作品)  
  •  クリプトンの森の豊富な素材
  • 参考:クリスマスイブの日に靴下を吊るすのはなぜ?・・・3人の娘を持つ貧しい貴族は、生活のために娘たちを売りに出そうとしていた。それを知って驚いた聖ニコラウスは、夜中にこっそり、貴族の家へ金貨を投げ入れた。金貨は3日間続けて投げ込まれ、娘たちはそれぞれ持参金を持ってめでたく結婚することができた。この時の金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中に入ったことから、イブの日は靴下を吊るすようになったという。
  • 参考その2:サンタのソリをトナカイが引くのはなぜ?・・・サンタ発祥の地と言われるフィンランド・デンマーク・スウェーデンなどは、いずれも寒い国である。トナカイは、こうした寒い北欧のメジャーな動物として知られている。立派な角を持ち、力も強く時速80キロで走るほど足も速い。北欧のサーミ人は、そんなトナカイと共に暮らす遊牧民であった。彼らは、トナカイにソリを引かせて雪の中を重い荷物を持って長い距離を移動する。こうした雪国の生活の知恵と結びついて、「聖ニコラウスの訪問」という本には、トナカイの引くソリに乗ったサンタが描かれた。
ミニツリー&動物のクラフト
  • 子どもたちの作品
クリスマスリース創作風景
  • AAB秋田朝日放送の取材を受ける
参加者の作品
  • 小松守園長の作品 
  • 高木美保名誉園長の作品 
  • 小松園長は、恵み豊かな森なくして動物も生きていけない。だから大森山動物園と森づくり活動との連携でやっていきたい。特に森の素材を使ったリースや動物のクラフトは素晴らしい。ついては、県森林学習交流館の活動を紹介するコーナーを園内に設けたいのでご協力を、との提案をいただいた。願ってもない提案に感謝! 感謝!(写真:スタッフと記念撮影)
  • 小松守園長と高木美保名誉園長を囲み参加者全員で記念撮影
  • 素敵な森のクリスマスリースを玄関などに飾ると、悪魔を寄せ付けず幸せを呼び込むとされている。また、サンタさんは、クリスマスリースを目印にやってくるとも言われている。クリスマスイブの翌朝になれば、きっと欲しかったプレゼントがあるに違いない!  
  • Merry Christmas! 素敵なクリスマスになりますように!
    皆さんにたくさんの幸せが訪れますように!