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 2014年9月22日、「森の手づくりリース講座」(各種参加教室)が、秋田県森林学習交流館・プラザクリプトンを会場に行われた。材料は、当館で準備したものもあるが、実際に自分で森を歩いて見つけたものには、一層の創作意欲が湧く。だから、「学習交流の森」を歩き、自ら素材を採取した材料をメインに行われた。講師は、山上インストラクター。
▲山上インストラクターの作品

 お決まりのキットやマニュアルに従って作るものではなく、森の散策を楽しみながら自らのセンスで木の実や葉、草花などの素材を集める。一つ一つはどこにでもある素材だが、欲張らずに組み合わせると、素敵なリースになる。世界に一つしかない自分だけの作品だから、飾って楽しむには愛着&満足度が高い。
▲ツルを輪にしたものがリースの土台

 ツルは便利な植物で、編めば、カゴや鉢カバーにもなる。クルクル巻けば、即座にリースの枠になる。上左のように太いものは絡み合わせるが、上右のように細いものは、手で丸めるだけでいい。むしろ、きっちり編むと自然な感じがなくなる。
▲接着用にグルーガンを使う

 グルーガンは、グルースティックと呼ばれる樹脂を溶かして接着する道具で、自然素材を使ったリースやクラフトづくりには最適な道具である。グルーガンにグルースティック(樹脂)を差し込み熱で樹脂を溶かして使う。熱が冷めれば固まるので、短時間で接着できる。ただしヤケドをしないよう注意! 
▲自ら採取した森の素材をメインに手づくりリースを楽しむ(一般社団法人WERC「秋田ワークショップ」)
▲飾り付けは、十人十色のセンスで 
▲当館で準備している自然素材  
森の手づくりリース受講生作品
参考作品・・・「森の妖精」リース
▲山上インストラクターの作品
▲2014年9月16日、「秋田わかばハイム」・子どもたちの作品
▲2014年9月16日、横手市大雄村教育委員会・子どもたちの作品