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大森山動物園でクリスマスリースづくり

 2015年11月29日(日)、「自分だけのオリジナルクリスマスリースづくり」が秋田市浜田の大森山動物園ミルヴェ館を会場に開催された。大森山動物園では、11月30日で今年の通常営業を終えることから「さよなら感謝祭2015」のイベントを開催。感謝祭セレモニーや無料のエサやり体験、餅つき大会、農産物直売会などが行われ、多くの親子連れで賑わった。クリスマスリースづくりは、そのイベントに合わせて同時開催され、家族で簡単に作れるオリジナルクリスマスリースづくりを楽しんだ。

◆主催/公益財団法人 秋田市総合振興公社
◆協力/大森山動物園ミルヴェ、秋田県森林学習交流館・プラザクリプトン
名誉園長の女優高木美保さんにクリスマスリースをプレゼント

 大森山動物園「さよなら感謝祭2015」のイベントに出席していた名誉園長の高木美保さんに、山上インストラクターからオリジナルクリスマスリースをプレゼント。左から名誉園長・高木美保さん、山上インストラクター、小松守園長。ちなみに大森山動物園では、来年の1月9日~2月28日の土日祝日には「雪の動物園」として冬季営業を行い、3月19日から通常営業が始まる。
▲リース教室の講師は、山上インストラクターと進藤インストラクター(大森山動物園ミルヴェ館)
▲森の素材でつくった動物園風のリース見本
▲フジのツルで作ったリース ▲森の基本素材
▲子どもたちにプレゼントされた手づくりのサンタとライオンのクラフト
 バイキング風に盛られた森の素材の中から、気に入った素材を追加し、自分だけのオリジナルクリスマスリースをつくる。
クリスマスリース創作風景
 外は風が冷たく寒いが、ミルヴェ館の中は暖かく快適。あらかじめ予約をとっていたので、予定時刻には満席に。リースは、素材さえそろえば誰でも簡単に作れ、しかも同じものが一つもないのが魅力。さらに森の素材を使えば、自然あふれるナチュラルなクリスマスリースに仕上げることができる。
▲森の豊富な素材に刺激されて、大人も子どももリースづくりに夢中。
参加者の作品
 子どもたちは、家族みんなが力を合わせてつくったオリジナルクリスマスリースに大喜び。動物園のフクロウも興味津々。これをお家に飾れば、きっとハッピーなクリスマス物語が始まることだろう。例えば・・・

 「クリスマスの前の夜のことです。家の中では、ネズミさえ寝入って、物音ひとつ聞こえません・・・降ったばかりの雪の上に出た月が、あたりを真昼のように輝かせていた。その時、不思議そうに見つめていた私の目に映ったのは、小さなソリと八頭の小さいトナカイでした。

 ・・・まるまると太った、本当に陽気なおじいさん小人で、その姿に、私は思わず笑ってしまいました。ウインクしてみせたり、首をかしげて見せたりで、少しも怖がる必要などないことが分かりました。聖ニコラウスは黙々と仕事に取りかかりました。どの靴下にもプレゼントを一杯詰め込んで、クルッと向きを変えました。鼻の横に指を当てると、コクリとうなずいてから、煙突を上がっていきました。

 ゛皆さん、ハッピー・クリスマス。素敵な夜になりますように゛」(「聖ニコラウスの訪問」ムーア)