2022年01月22日
地球上で最も繁栄している生物群は昆虫であり、地球は「昆虫の惑星」とも言われています。一方日本の森林には、鳥類が約200種に対して、昆虫類は2万種も生息し、生物多様性の根幹をなしています。しかし近年、人間活動に伴う環境の変化のスピードは凄まじく、昆虫の世界にも様々なことが起きています。その変わりゆく秋田の昆虫を知れば、環境の変化の凄まじさも分かるはずです。森の学校2021では、昆虫の専門家である梅津一史さんを講師にお迎えし、秋田にはどんな昆虫がいるのか、どれだけ分かっているのか、秋田に侵入した外来昆虫、地球温暖化に伴って北上している昆虫、絶滅のおそれのある昆虫などをテーマに、「梅津一史の昆虫講座」を開催します。
1959年秋田市生まれ,秋田市在住
高校の教員を経て
1992~2001年,2005~2020年 秋田県立博物館勤務
高校の生物部の頃から本格的に昆虫採集を始め、特に蛾類を主に調査
秋田自然史研究会、日本昆虫学会、日本鱗翅学会、日本蛾類学会などの会員