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【秋田県立大学(下新城)E126教室】秋田県立大学『第136回森林科学セミナー

2017年06月29日

第136回 6月29日(木)16:30~18:00

 演題『寒冷地域におけるマツタケの生態~アカマツとの共生関係に着目して』
 演者:成松眞樹 (岩手県林業技術センター)
 場所:秋田県立大学 学部棟Ⅱ 中講義室1(E126教室)

マツタケは経済的に重要なきのこであり、栽培化が望まれているが、シイタケやナメコのような
人工栽培技術は確立されていない。その理由の一つは、マツタケがアカマツなどの
樹木と共生することと考えられている。また、岩手県には広大なアカマツ林が広がる。
そこで私たちは、アカマツとの共生関係に基づいた、森林内でのマツタケの栽培
(林地栽培)を目指して研究を続けている。これまでに、マツタケの林地栽培技術の
確立を最終的な目標として、栽培に関する基礎的な知見を得ることを目的に、岩手県内陸部の
アカマツ林で調査を行い、自然における新たなコロニーの形成過程や、発生量と気象条件の関係といった、
マツタケの生態を解析してきた。本セミナーでは、これまでの調査で得られた知見を、栽培化の試みと併せて紹介する。

 参加自由:来聴大歓迎です!(事前申し込み不要:参加無料)

 問い合わせ先:秋田県立大学 生物環境科学科 森林科学研究室
 〒010-0195 秋田市下新城中野
 TEL:018-872-1618(坂田) -1608(星崎) -1619(蒔田)
 FAX:018-872-1677
 E-mail:sakata@akita-pu.ac.jp
 http://www.akita-pu.ac.jp/bioresource/dbe/forest/