2022年12月16日
秋田県立大学の12月の森林科学セミナーの日程が決まりましたので、下記にお知らせいたします。
今回は、岩手大学大学院 連合農学研究科 (弘前大学所属) 植物生態学研究室
博士課程2年 大野美涼さん
『落葉樹は春の訪れをどのように感じるのか?~日の長さと芽吹きの関係~』
というテーマでお話しして頂きます。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
【秋田県立大学『第170回森林科学セミナー』のご案内】
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第170回 12月 16日(金)16:30~18:00
演題:『落葉樹は春の訪れをどのように感じるのか?~日の長さと芽吹きの関係~』
演者:岩手大学大学院 連合農学研究科 (弘前大学 所属) 植物生態学研究室 博士課程2年 大野美涼さん
要旨:新緑の季節。東北地方の山では、毎年、まだ雪が解け切らない頃からブナやカエデが芽吹きはじめ、少し遅れてホオノキやトチノキが続きます。温帯地域に分布している落葉樹では、気温や日の長さ(日長)を利用して季節の変化を読み取り、芽吹きの時期を調節していることが知られています。温度情報は多くの種が共通して利用しているのに対し、日長を利用している種は限られています。どのような種が日長を利用しているのでしょうか?また、葉のない冬にいったいどこで日長を感知しているのでしょうか?
本セミナーでは、東北地方でよくみられる樹種を対象に、日長と芽吹きの関係についてご紹介します。
会場:秋田県立大学 学部棟Ⅱ(環境棟)1F 中講義室(E125教室)
聴講は対面、オンラインのどちらでも可能です。
対面参加の方は事前申込不要ですが、来場時に氏名と連絡先のご記入をお願いいたします。
※参加費は無料です。
学内者の方:参加自由、来聴大歓迎です!(事前申し込み不要)
学外者の方:オンライン参加を希望される方は、下記のURLより事前に参加申し込みを行ってください(12/14 16:00締切)。
https://forms.gle/NZ9P27wvBtqGGYFXA
ご来聴の際は、マスクのご持参をお願いします。
申し訳ございませんが、当日体調の優れない方は参加をお控えいただきますようお願いいたします。