県民参加の森づくり事業を活用 |
(株)門脇商店が仙北市田沢湖「森の駅」で木工体験
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秋田県森林ボランティア団体 (株)門脇商店 |
- 令和7年7月6日(日)に田沢湖卒田の「森の駅」内の「巨木の森」で、(株)門脇商店がスギ材を利用したスツール(腰掛け・木箱)作り体験を実施しました。
- この日は、朝からかなりの雨が降っており、室内での催しはこちらも助かります。
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- 努力の結果、出来上がったスツールを手に記念写真。午前の部は、スタッフ4名やお子さんを入れて20名以上の参加者でした(スツール作りは各10組)。左端が昨年からお世話になっている真崎森男さんです、森の駅に相応しいお名前です。
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- 角館から国道46号線を田沢湖方面に向かうと神代駅を過ぎて左手に「森の駅」が見えてきます。
- 木造の販売所では、昭和っぽいアンティークな看板が貼ってあったり、外では山野草や薪の販売も行っています。
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- 「森の駅」の角館寄りには、「巨木の森」の建物があり、体験はここで行います。一番奥が受付になっています。
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- 建物の奧に行くと木工教室の表示と税事業ののぼりが迎えてくれます。
- 普段も木工教室をやっているそうですが、開催日は事前に確認した方が良いようです。
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- 歩いている左側にはポニーが2頭大人しく並んでいました。 おはよう、と言ったらブヒヒンと呻ってました。
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- 開会前の準備で、真崎さんとスタッフの皆さんが打合せしていました。これだけの部材を揃えるだけでも大変です。
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- 定刻になり主催者の門脇商店代表庄子さんの司会で始まりの会が進みます。真崎さんから材料のスギの説明や今回挑戦するスツールの作り方が説明されます。協力スタッフの皆さんも紹介されます。
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- 真崎さんが組立の手順を説明しますが、なかなか難しそうです。
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- 最初は、ボンドを塗ってほぞを合わせながら箱を組立て、釘を打っていきます。
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- 仙北地域振興局の森づくり運動推進員の阿部さん(左)も税事業のPRに来ていました。事務所で作ったであろう名刺をもらいました。現役時代は仙北市役所にお勤めで角館里山再生PJの大澤事務局長や後藤さんと一緒に仕事をしたそうです。
- ビックリしたのが、いぶり学校の西宮さんが娘さんと参加されていました。顔を拝見した途端「いぶり学校の?」と思わず声が出ました。私の自宅でも燻り大根を漬けるようになりましたが、大根は西宮さんから分けて頂いており、昨冬は内陸線に乗り阿仁合駅での漬け込み体験ツアーにも参加させていただきました。
- 縁というのは、どこかで繫がるものだなあと、お二人にお会いしてつくづく感じました。
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- 釘打ちはかなり難しく、特に女性や子供さんはどうしてもトンカチを斜めに打ったり、トンカチの打つポイントがずれるので、釘が真っ直ぐに入っていきません。中には斜めのまま側壁を打ち抜いてしまい、スタッフに釘を抜いて貰い打ち直しする場面もありました。
- 親子、夫婦で皆さんトントントントンひたすら釘を打ちます。
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- 大分出来上がってきました。難しいところはスタッフが手伝います。 製品が傷付かないように当て木の上から叩きます。
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- 親子で釘打ちするのは、親も一生懸命です、指を打たないように!
- 最近は子供に危ないものは持たせるなという風潮ですが、本当は子供ってこういう作業好きですよね!何事も体験が大事です!
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- 最後の難関は、蓋が閉まらないことで、真崎さんと佐藤さんがカンナで削りながら調整したり、木枠を組立直したりして、最後はピタッと蓋が閉まり思わず拍手でした、さすが職人芸です!
- びっちり2時間以上かかり力作が完成しました。物作り体験は難しい分完成したときの充実感が大きいので私も大好きです、木の良さを感じて貰って森づくりに通じれば、と思います。
- 秋には、近辺で植樹もあるそうですので、ご紹介します。
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- せっかくですので、巨木の森の展示品を紹介します。天然秋田スギを始め広葉樹の大径材、民芸品、タンス、箱ぞりなど色んなものがあります。販売も行っているので是非お寄りください。
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