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かくのだて里山ロゲイニング2025秋 が開催

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人角館里山再生プロジェクト
  •  令和7年11月8日(土)に仙北市役所角館庁舎となりの角館交流センターにおいて標記イベントが開催されました。
  •  主催は、地元を盛り上げるため様々な取組を展開しているNPO法人角館里山再生プロジェクトですが、今回は秋田県仙北地域振興局、仙北市役所、田沢湖角館観光協会、の協力により、紅葉真っ盛りの角館武家屋敷を舞台に開催されました。
  •  NPOの主催は今回が最後ですが、来年以降は地元の団体が開催する予定だそうです、NPOの皆さんご苦労様でした。
  •  一昨年春から通算6回目の開催になります。春はスタッフの足慣らしの意味もありますが、秋は本番です。20チームの参加がありスタッフと合わせると60人近い人になりました。
  •  朝秋田を出発した頃は、小雨が降っており寒さを感じましたが、開始時間になると晴れ間が覗くようになり、競技中は好天になりました。天気予報も曇りとなっていたので思いがけずの好天になり、紅葉も盛りで、多くの観光客が武家屋敷に押し寄せる中、皆さん3時間奮闘しました。
  •  会場の角館交流センター前でスタート直前の集合写真です。
  •  会場の交流センターには、参加者の車が沢山来ています。交流センターの入口を中に入ると受付があり、市役所や観光協会のスタッフが迎えてくれます。
  •  開会式までの時間は渡された地図でポイントを確認しながら各チームで作戦を立てます。
  •  機動隊のような格好をした人がいました、さすまたを持ちクマが出たら戦うそうですが通用するのか?
  •  農家民宿「西の家}の経営者で、来年以降の後継者である東風平(こちひら)さんの司会で開会式が始まり、佐々木NPO理事長から歓迎のあいさつや、NPOで取り組んでいることの紹介がありました。
  •  続いて仙北市役所観光文化スポーツ部の方から歓迎のあいさつがあり、NPOの大澤事務局長から大会のルールや注意事項、記念品の貰えるボーナスポイントの紹介、などが説明されました。
  •  今回はクマ騒動の中での開催なので、大会中のアクシデントに備えて緊急連絡用の携帯電話などが参加者に徹底されました。
  •  開会式後はスタート時間まで真剣に作戦を練ります。1万2千5百分の1の地図をにらめながら、3時間で歩くコースを検討します。
  •  今回は、山沿いのポイントは無く、道路沿いのなるべくクマが出没しないようなところがポイントになっているので、平坦なコースで結果的に年寄りにも優しいコース取りが出来ます。
  •  今回は私も参加者として回ることにしました。スタートと同時にランニングの人達は走ってダッシュでしたが、我々は4人で300歳を超えるチームなのでゆっくり回ることにしました。
  •  最初は、19の角館駅から近くの喫茶ビスケットでプレゼントのステッカーを貰います。次は23の仙北市の国有林管理を行う角館森林事務所です。(数字はポイントの数です、大きいほど難しい)
  •  角館観光協会近くの木造家屋です、角館の街並みに合います。 上右は24の天寧寺の合気道競技創始者 富木謙治氏の顕彰碑ですが、奧ばかり見ていて入口に有るのに気付くのに時間が掛かりました。
  •  中左は、天寧寺の正面です、外ノ山の紅葉がキレイです。中右は、20の松庵寺の境内にある小田野直武の石碑ですが、正面から入ると直ぐなのですが、寺の後から入ったため墓地の中をあちこち探してかなり時間をロスしました。
  •  下左が松庵寺の正面ですがここから入ると直ぐでした。下右は、ほど近い秋田銀行角館支店ですが、ここも街並みに配慮した建物です。
  •  21のさくら名所百選の地石碑です、さくら並木は武家屋敷とともに平成2年に百選になりました。ここのさくら並木は、2列に植えられているので観客は並木の中のトンネルを歩けるのが特長です。
  •  角館のさくら並木もすっかり冬の装いです。右は、25の地元の有名なお菓子屋さんのくら吉さんです、大澤さんの奥さんが店長です。「福井さん久しぶり~」と声を掛けられました、旦那さんの関係でお宅にも何回がお邪魔しています。
  •  ここからは武家屋敷の紅葉の様子です。カエデの赤とイチョウの黄色が真っ盛りで写真では良く写っていませんが、目が覚めるような紅葉でした。
  •  32の平福記念美術館です!イチョウの樹が真っ黄色でギンナンが多数落ちており、その怪しい?香りがプンプンでした。
  •  右は、42の古城橋を渡ったところにある仙北市社会福祉協議会 です。
  •  左は60の角館中学校小倉門です、正面の山が小倉山です。角館は京都から来たお姫様が故郷を懐かしむためにあちこちに京都の地名を付けたそうです。
  •  右は63のすがわらリカーショップですが、ここもステッカーの貰えるポイントになっています。地元の希少なお酒が置いてありしかも試飲出来るそうで、運転手の私にはつらいものがありました。
  •  角館警察署脇にある61の角館小学校通学路イチョウ並木です。グランドでは小学生が一生懸命野球の練習をしていました。
  •  右は、36の角館市立病院ですが、点数が低い割には玄関にたどり着くのが大変で、時間が無くなってきたので、出口を探したのですが、フェンスで回りを囲まれており、結局病院をグルッと一回りしてやっと出られました。ここでもかなり時間をロスしました。
  •  締め切り時間2分を切って、ギリギリ間に合いました。一緒に歩いた田中さんは、旦那さんが86歳、奥さんは一つ違いという 御夫婦ですが、日頃鍛錬されているので健脚そのものでした。
  •  最後に一般の部、ファミリーの部の表彰が行われ、特別賞もあり笑顔の中で大会が終了しました。ずっと大会に関わってきた大澤さんからは「来年以降は若いスタッフに引き継ぐのでよろしくお願いしますと、万感込めたあいさつがありました、長期間ご苦労様でした。
  •  思えば、5年前にサポートセンターに来てすぐの時からNPOの皆さんと付き合ってきました。真摯に地元の活性化を考えてあらゆるチャンスに挑む姿は我が人生の手本となりました。
  •  来年以降は予算の見込みが厳しいようですが、是非このイベントが地元に根付いてもっと沢山の方が参加されるような定着した大会になって欲しいと思います。微力ながら私も応援しています!