県民参加の森づくり事業を活用 |
鹿角市漁協が令和7年度魚の暮らしやすい川づくりをテーマに植樹祭
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秋田県森林ボランティア団体 鹿角市河川漁業協働組合 |
- 令和7年9月25日(木) 鹿角市十和田大湯字田代平において、鹿角市河川漁業協働組合が地元の大湯小学校の5年生24人を招き、植樹祭を開催する予定でしたが、現地に着く前からかなりの降雨になり、さらには雷注意報が発令されたため、急遽中滝ふるさと学舎に会場を移しました。
- 昨年の5年生は8人でしたが、今回は随分生徒さんが増えたのできいたら、学校の統合があったのではとのことでした。
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- 現場に向かう途中の人家では煙突から煙が上がっており、外は寒さを感じたくらいでした。講堂のストーブも焚かれておりもうすぐ冬だなと実感しました。
- 今年の5年生は24人中男子が9人と女子優位です。漁協と森づくり税ののぼりでPRしてくれます。 今回は現地植樹が出来ませんでしたが、苗木と標柱は漁協のスタッフの方が後日立ててくれるそうです。
- 壇上の「開拓精神」がこの地域の意気込みを感じます(この地域は開拓地です)。
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- 中滝ふるさと学舎は旧中滝小学校の校舎を利用し、NPO法人かづのふるさと学舎が運営する施設です。木造校舎の柔らかいぬくもりを残し、森のカフェや創作体験、近隣の滝めぐり、学校や地域の文化、思いでの写真の展示など、複合的な施設です(ウェブサイトから)。
- 中に入ったのは初めてです。
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- 玄関正面と内部はまさに昭和の香り、レトロプンプンの木造校舎そのものです。私も昭和世代なので、同じく木造の通った中学校を思い出します。
- 各年の記念社員が廊下に飾られていましたが、平成20年の入学式が最後でした(その年閉校)。
- 子ども達の夢が一杯詰まった学校の魂を感じます。
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- 講堂では既に生徒さん達が待っていました。植樹のスタッフが現地会場の後始末をしているためしばし待機となりました。先生が生徒達を飽きさせないよういろいろ話しかけています。
- ここでもストーブが焚かれています、つい先週まで暑い日が続いていたので、季節の急激な変わりようにびっくりします。
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- 昭和30年建設の学校なので、私とほぼ同年代です。梁には大断面集成材が使われており当時としては近代的な造りです。
- 中滝小学校校歌と地元の方が寄贈した「ねがい」が飾られていました。数多くの子ども達が謳ったり、目標にしてきたのでしょう。 みんな良い大人になったかな?
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- 事務局の司会で会が始まり、最初に宮野組合長が、鹿角漁協では河川をキレイにしたり、放流事業を行って、関東からも大勢の釣り客が来るようになった。何故そんなに釣り人が来るのかを水産庁の人が調査に来たくらいだ。これもキレイな水を生み出している森林の整備を行っている国や県のお陰であると、優しく丁寧に子供達に語りかけました。宮野さんは鹿角森林組合長もなさっており私は随分お世話になりました。
- 米代川のサクラマス、イワナ、ヤマメ、アユは日本一だそうです!
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- 続いて鹿角地域振興局農林部泉次長、米代東部森林管理署署長代理、鹿角市大里産業部長からそれぞれ、森林の果たす役割や植樹の重要性が話されました。将来、植樹した木を見に来て欲しいという大里部長は合羽を着てやる気満々でしたが・・・。
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- 標柱が披露され、最後は全員で記念写真を撮りました。子ども達はリュックにヘルメット、画板など現地対策バッチリでした。来年こそは現地で植栽できますように!
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