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県民参加の森づくり事業を活用

湯沢市森人の会がウッドデッキとテラスの冬じまい

秋田県森林ボランティア団体 森人の会
  •  令和7年10月19日(日)に湯沢市小野字大清水地区「雄湯郷(ユートピア)手づくりの森」において、森人の会が冬支度のため、ウッドデッキを解体しました。つい先日修繕が終わり収穫祭があったばかりですが最近の冷え込みをみると冬間近という感じです。
  •  前日にかなりの雨が降ったのですが、朝からは好天気になりました。
  •  上の写真は作業後のウッドデッキです。すっかり床板を外し、積み上げてシートで囲い万全の冬支度です。
  •  下の写真は、きれいに張られた床板の落ち葉を掃きます。せっかく張ったのにもったいないですが、豪雪地なのでそのままにしておくと沈降圧で破壊されます。
  •  今回も私は秋田市を7時に出てきましたが、9時前に着いた時には皆さん準備が始まっていました。
  •  ところで関係者以外立入禁止の看板を掲げているのにもかかわらず、ロープや金具が盗まれたそうです。以前にはお手製のハシゴも盗られたそうで、キノコも盗られるし倫理観の欠如甚だしいものがあります。山の好きな人にも悪人はいます。
  •  我がヤマザクラは元気で大分枝分かれして大きくなってきました、頑張れ!
  •  土台のロープやシートを積んでいるところから仕切りにハチが出入りしています。上で作業している割には大人しいのと小さいのでスズメバチではなさそうです。
  •   早速落ち葉払いの作業をしています。森人の会の皆さんは作業目的を良く理解されていて、すぐにそれぞれが作業を開始します。
  •  片野会長と樋渡さんがインパクトドライバーで床板のネジを外し、外した板を皆で棒を挟みながら積み上げます。 板同士がくっつくと水分で腐りやすくなるため風通しを良くする方法です。
  •  板の大きさや幅にばらつきがあるのと、棒を挟みながらなのでパズルを組み合わせているような感じです。
  •  それにしても仕事が早い!
  •  女性陣も作業に加わり、どんどん進みます!気を付けて!
  •  床板をすっかり片付けました。土台は修繕の結果がっしりしています。
 
  •  シートをかけて、下の空間に棒に付けたテープを行き来させ、シートをぐるぐる巻きにします。
  •  雪に負けないようがっしり巻き付けました、さすがです!
  •  次はウッドテラスです。会長と樋渡さんが上に上がり、外枠を先に外してから床板にかかります。
  •  前回の収穫祭の時に上がらなかったので、とうとう今年はテラスに上がらずじまいになりました、来年こそは!
  •  蝉の抜け殻と甲虫が並んでいました、眺めていたら枠が頭に落ちてきそうになり、ビックリしました、作業中は油断大敵です。
  •  床板を積み上げ、外枠を被せ、さらにシートを被せて、テープを巻いてハシゴを載せて完了です。
  •  手際が良いです!
  •  作業が終わったので、お楽しみタイムでキノコを皆で見に行きました。シイタケはつぼみが1個でまだまだ早く、早生のナメコが一部出ていました。
  •  ウッドテラスのミズナラにクリタケに似たキノコが出ていましたが、センボンイチメガサでした。
  •  すぐ近くに旧東山公園のクリ園跡のクリの大木があるので周囲を探したら、思った通りクマの大きな糞がありました。
  •  片野会長は来年の植菌用にするミズナラを探すということで山で解散になりました。
  •  そろそろ冬を前に各団体とも今年度の作業が終了していきます、ちょっと寂しいですが、来年度も税事業を活用して、森に親しんでください!