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県民参加の森づくり事業を活用

能代木材産業連合会が木都のしろ「おもしろフェスタ」を開催

秋田県森林ボランティア団体 能代木材産業連合会
  •  令和7年11月1日(土)に能代市河戸川の「木の学校」において、標記フェスタが開催されました。
  •  当日は、あいにくの雨でしたが多くの親子連れなどが訪れ、それぞれが木のおもちゃで遊んだり、道具を使って木のグッズを工作しました。
  •  上の写真は工作棟の奧の部屋で、普段は木工教室が行われています。身動きできないほど沢山の親子が木工にチャレンジしています。
  •  研修棟の2階の木育広場では木のおもちゃが沢山置かれ、ここでも多くの子ども達が遊んでいます。
  •  能代市の工業団地に一角にある「木の学校」の正面です。正面から工作棟に至るまで駐車場が一杯になるほどお客さんが詰めかけています。
  •  工作棟に入るとすぐにミニチュアハウスのコーナーがあり、誰でも参加出来ます。
  •  さらに進むと工作室の入口に受付があり、高校生ボランティアが担当しています。
  •  障がい者総合支援センター「りぼん」の出店もあり、いろいろなパンが提供されていました。私も帰りの車中で食べましたがとても美味しいパンです。
  •  事務室の横の部屋に入ると木工教室で作った作品やここで作成した木工品が数多く展示されており、さすが木都能代です。見ていて飽きません。先日の増田高校で作った十文字和紙を使用したランタンも置かれていました。
  •  本日の工作棟の木工ワークショップでできる作品の一覧です。それぞれに先着順の整理券を発行するということで、開始前には長い列が出来ていました。受付が始まると続々と中に入場します。
  •  木工のワークショップ待ちの間には、ミニチュアハウスを作ったり、研修等の木のおもちゃ広場で遊びます。
 
  •  入ってすぐの木のキーホルダーコーナーでは、子ども達が一生懸命作業しています。
  •  木のうちわコーナーでは伊藤さんが指導して接着剤を使って組み立てています。。
  •  木のでんしゃコーナーでは、難しい車輪の取り付け作業中です。
  •  ミニサンタのオブジェコーナーでは、大館の河田さんが担当していました。すっかり体調も回復してお元気になって大活躍です。
  •  河田さんには、中国木材の吉牟田さんを紹介していただき助かりました。
  •  かんなくずのフラワーボックスは女性の人気がたかいようです。
  •  スマイルボックスは接着剤や組立の工程が難しいので、木の学校の職員の方が丁寧に説明して手伝います。
  •  ほぞを合わせたり、ボンドを塗ったり、金づちで釘をたたいたりと作業が続くので、大人でも大変です。
  •  一方、こちらは研修棟です。1階には木製品や世界の木材の展示もありますが、今回は中国木材が集成材のジャングルジムを組み立てて、子供さんが登って遊んでいました。
  •  河田さんから紹介された吉牟田(よしむた)さんは、佐賀県の伊万里工場から能代工場の立ち上げのために転勤してきたそうです。
  •  能代工場には250名の従業員がいるそうですが、200名は地元採用だそうです。人口が減り続けている秋田県にとっては本当に有り難い企業です、さらには秋田の木材資源を全国に提供しているということで木都能代の復活のために頑張って欲しいです。
  •  今回の主催者の能代木材産業連合会の佐々木さんです(左)、駐車場整理から会場の見回りまで大忙しです。
  •  2階のおもちゃ広場には平山はかり店も出店されていました。 いつも明るい平山さんは材料の説明から組立かた(バランスの取り方)まで丁寧に説明されていました。
  •  2階に行った時にちょうどナイヤガラの滝(積み木を崩す)が河田さんの司会(神出鬼没です)で始まり、11月生まれの男の子が積み木を引っ張ると全体が崩れました。
  •  それにしても、こちらの会場も沢山の親子連れで賑わっています。子ども達も思い切り楽しんでいて心がホンワリしてきます。木育の良さを実感します。
  •  取材が一段落したので、佐々木さんにあいさつに行くと、直ぐ近くの「木材会館」と能代運輸でもイベントをやっているので寄ってみたら、と言われました。
  •  木材会館に行くと地元の銘木製材の会社が木製品、素材から完成品まで多数展示即売されていました。毎月第一、第三土日に開店しているそうで、名刺入れから天スギのテーブルまで見入ってしまいました。そして思ったより安価でビックリしました。見るだけでも一見の価値があります。
 
  •  さらに木材会館の向かいにある能代運輸に行くと、感謝祭が開かれており、雨のため倉庫に設置されたテントには多くの人が並んで様々なサービスを受けていました。
  •  キッチンカーやステージでは野菜の詰め放題などが行われていました。
  •  能代木産連に企業が協力して多くの人が集まるようになっていて感服しましたが、佐々木さん曰く「能代の木材産業は今頑張らないといけない!」との言葉が胸に染みました、頑張れ!能代!