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県民参加の森づくり事業を活用

NPO法人白神ネイチャーが

山の森・海の森・二ツ森づくりをテーマに植樹祭を実施

秋田県森林ボランティア団体 NPO法人白神ネイチャー
  •  令和7年10月5日(日)に八峰町八森字御所の台において、NPO法人白神ネイチャーが植樹祭を実施しました(植樹会場は大嶽平)。
  •  あきた白神体験センターで開閉会式を行い、植樹はバスで移動して旧八森中学校裏の山で行われました。
  •  10月に入り、1日が能代市、3日が由利本荘市西目、4日が鹿角市、5日が八峰町と老体には厳しい日程でしたが、何とかたどり着きました。
  •  会場の白神体験センターには多くの人が集まり開会式が始まりました。NTT東北やイオン財団などの協力団体の方々も多数参加しています。
  •  会場のあきた白神体験センターです。秋田市から移動して八峰町に入った頃から雨降りになりました。今日は大丈夫かな?
  •  中に入り受付に行くと、前担当の大高さんがお手伝いをしていました。現事務局の金谷さんと並んでパシャ!娘さんもすっかり大きくなって(小学5年生)懐かしい限りです。
  •  入口を入るとスタッフの皆さんが受付をしています。名札や記念品、軍手(右写真)などを受け取ります。
  •  30分前に着きましたが、既に会場には沢山の方がいました。20年来参加している東京農大の学生さんがボランティアで協力しています。
  •  山本さんの司会で開会式が始まり、初代会長の工藤さんが先月お亡くなりになったということで、全員で黙祷を捧げました。
  •  山崎会長が「ハタハタが獲れなくなったのが、植樹をするきっかけだった。森という字が木3本でできているので、1人3本ずつ植えてもらうが50年後は森林になり海の藻場が出来てハタハタが獲れますように頑張りましょう、天気が心配されるが私は晴れ男なので大丈夫です、雨具は要りません」というあいさつがありました。
  •  堀内町長から歓迎のあいさつがありました、お若い方で県庁出身と聞いていますがバイタリティーを感じました。 
  • 東京農大の橘教授からは、「ボランティアの体験をするため12名の学生を連れてきた、日本は地震と大雨などの災害大国である、長い時間をかけて自然は作られるので頑張ってブナの森を作りましょう」とあいさつがありました。
  •  また、イオン財団の子供さん達が多く参加しているので、森林を育てるためには長い期間が必要だ、一十千万の次は何でしょう?と単位の質問をすると子ども達から様々な答えがあり、会場が和みました。
  •  植樹の指導は山崎会長が配布ペーパーで行い「何でもやる会長です」とジョーク交じりでした。
  •  3台のバスに分乗し10分ほどで現地に着きます。現地には介護所やトイレも用意されて安全対策も万全です。
  •  昨年までの植栽地を見ながら今年の現地に着きます。
  •  バス毎に地域が分けられ、それぞれの入口に杭、唐鍬、苗木などが用意されており、下刈りの際の誤伐対策の杭には参加者が日付、名前、苗木にかけた思いなどをマジックで書き込みます。
  •  ここでも山崎会長が説明します、本当に何でもやる会長さんです。現在目印が着いている棒は抜いて、杭は山側に打ち、カンナ掛けした面があるので、それは山側にしないと海からの強風で直ぐ消えるので注意してください、植えた後は苗木の回りを十分に踏み固めて抜けないように、ということでした。
  •  あちこちで植樹が始まりました。この頃になるとすっかり晴れてきて気温が上がり、暑くなってきました。
  •  植樹会を立ち上げた菅原先生夫妻も頑張っておられました。
  •  今年も県議会議員の薄井さんが来られていました。本当に楽しそうに作業していました。「福井さん、毎年来てるの?」「はい、来てます!」。
  •  大高さん親子も作業しています、娘さんに杭に何のお願いを書きましたか?と聞いたら「もっと太りたい!」だそうです、羨ましい!
  •  あちこちで、植え穴を掘ったり苗木を固定したり、杭を打ったりと皆さん一生懸命作業しています。
  •  NTTのブロックは若い方が多いので作業も進みます。
  •  ところで、私はしっかり3本植えた後取材して、イオンの子供さん達のところで10本は植えました。
  •  イオンのブロックは子供さんが多いので、一人3本といっても負担が大きく、なかなか進みません。
  •  早く終わったブロックの皆さんが集まって手伝います。
  •  かなりの人が集まり何とか子ども達のブロックも植栽しました。橘先生、県の森林ボランティア登録している小山さんも頑張っています。
  •  バスで交流センターに戻り、名札と交換で貰った弁当を食べながら、今年は津軽三味線の演奏を聴きました。ちなみに弁当のカラやゴミは自宅に持ち帰りとなっています。
  •  そして秋田音頭になると、山崎会長が鐘を鳴らし、役員の方が太鼓を叩き、東京農大の学生が歌うといった劇団並の演奏でした、それにしても何でもやる会長!です。
 
  •  和やかな雰囲気の中、狩山副会長から締めのあいさつがあり、会長が気を付けてお帰りくださいと言われて終了しました。 また来年もよろしくお願いします!