県民参加の森づくり事業を活用 |
八乙女山を守る会が中仙中学校1年生と斉内川のサクラに施肥
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秋田県森林ボランティア団体 八乙女山を守る会 |
- 令和7年5月9日(金)に道の駅なかせんに隣接する斉内川左岸のサクラ並木において、八乙女山を守る会が中仙中学校1年生64人と一緒に施肥を行いました。4月28日は満開でしたが、既に葉桜になりました。
- 今年は4月からずっと雨続きでしたが、この日は久しぶりに良い天気になり、25℃を超え汗ばむ陽気になりました。
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- 中仙中学校には旧中仙町の3つの小学校から生徒が通っていますが、今年は64人といままでになく生徒数が多くなっています。徒歩や自転車で来ましたが、歩いても学校から10分くらいです。
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- 道の駅に着いて対岸を見ると守る会の会員の皆さんがすでに集まっていて打合せしています。サクラの花の時期には、河道を広く、河川敷もキレイに整備されサクラをショウアップしています。
- 上流部には新幹線こまちが通る鉄橋があり、その左手奥に中学校があります。
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- 道の駅なかせんは、直売所や会議室などがある複合施設ですが、4月から東京の有名ラーメン店がレストランを引き継いだので、長蛇の列が外にまで続いていました。ちょうどこまちが通りました!
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- 守る会で用意したグリーンパイル(肥料)とカケヤ、バールのセットです。今回は10班分を用意されました。グリーンパイルは斜面でも成分が流れることが無いのと長期間効果が持続するのでこういう場所に最適な肥料です。
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- 始めの会の前に、中学校3年の生徒会長さんから熊谷会長にイベント等で缶バッチを売った際の収益金をサクラを守る経費に充ててくださいと寄付金の贈呈がありました。
- 熊谷会長からは「道具を揃えたりして手入れに役立てている、大変有り難いです」とお礼がありました。
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- 皆川さんの司会で始めの会となり、会長からは「サクラを植えた経緯や皆さんの先輩達の施肥によってサクラが元気になって良い花が咲くようになり、県内でも有数のサクラの名所になった」とあいさつがありました。
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- 髙橋副会長からは、バールで穴を開け、カケヤでグリーンパイルを打ち込む方法についてジェスチャー付きで説明がありました。サクラの根は枝先に栄養を吸収する細根があるので、そこを目指してグリーンパイル(肥料)を打ち込んで欲しいとのことです。
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- 10班のそれぞれの作業指導者が紹介されます。大仙市役所中仙支所の三浦さん、茂木さんもリーダーになります。
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- 各班の担当するサクラには班の番号が振ってあります。道路脇や、斜面、河川敷、側溝の脇など枝先を目途にグリーンパイルを打ち込むので様々な条件の下での作業です。作業指導者が打ち込み場所を指示したり、生徒が自分達で判断したりと班によって作業方法もいろいろです。
- 中にかなり手際の良い生徒がいるので、聞くと中仙小学校の時に道の駅側のサクラに施肥をしたことがあるそうです、なるほど!
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- 1本だけ赤テープを巻いている木がありました。ニホンミツバチが巣を作ったそうです、毎年この木に巣を作りますが、いたずらしない限り襲ってくることは無いそうです。
- この日もかなりの数の蜂が忙しそうに出入りしていました。鳥海山にブナを植える会の須田会長はニホンミツバチを飼っていますが、飼うにはなかなか条件が難しいということなのでこの木はよほど環境が良いのでしょう。
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- 終わりの会では、生徒代表からお礼の言葉があり、会長から「私たちと一緒に手入れしたことを忘れずに、君達が大きくなって子供ができたら、一緒に観に来て欲しい」とお話しがあり、事故も無く施肥作業が終了しました。
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- 終了後に皆で記念写真です。 仲が良くて羨ましいな!
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- ちなみに施肥をするようになってからこのように古木から若枝がでるようになり、花付きも格段に良くなったそうです。
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