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令和8年度 第2回森林ボランティア団体等特別講演会を開催

  •  令和8年10月21日(水)に、秋田県森林学習交流館(プラザクリプトン)において、当サポートセンターが6月のツキノワグマの特別講演会に続き、今年度第2回目の特別講演会を開催しました。多くの森林ボランティア関係者の方々に参加いただきありがとうございました。
  •  北海道黒松内町の黒松内ぶなの森自然学校の高木晴光代表から「北限のぶなの里 黒松内での自然学校の活動」と題して講演いただきました。
  •  高木氏は北海道で自然体験活動の第一人者として活動していますが、1990年代に自然学校を起ち上げ、北海道の自然豊かな森や川を舞台にして多くの人材を育ててきました。それは日本の自然学校の創成期と重なり、日本中に大きなムーブメントとインパクトを引き起こしました。
  •  秋田県でも森林ボランティアを育成する気運が高まり森の案内人を養成したり、森林ボランティア向けのイベントなどが盛んに開催されるようになりました。
  •  実は、高木さんと福井は高校3年生時の同級生でした。大学も同じ北大に進みましたが、学生時代はお互いに会う機会がなく、54年ぶりの再会となりました。
  •  昔、林政課の企画にいた頃から一度秋田に来てもらい、講演会を考えていましたが、やっと実現しました。
  •  福井の司会進行で、開会あいさつと講師紹介を経て、講演会の仕掛け人である県環境保全課の佐藤陽チームリーダーからあいさつをいただきました。
  •  高木さんは、自然学校というコミュニティ・ライフスタイルの提案するため、ねおすというグループ経営の基本となるNPOを立ち上げました。当時は英語表記ができなかったそうで、ひらがなの標記にしたそうです。
  •  ちなみに、Nは自然(Nature)、Eは体験(Experience)、Oは野外(Outdoor)、Sは学校(School)で、ねおすだそうです。
  •  現在は、ねおす銀河ネットワークとして北海道各地に自然学校を設け、各組織が有機的に自然と人、社会と自然の繋がりづくりを実践しています。
  •   高木さんは言葉遊びが好きだということで、我々には難解な内容もありましたが、地域における世代間交流、特に子どもに対する自然体験活動に力を注いでいることを感じました。
  •  さらには国際交流にも熱心で外国人も受け入れて様々な活動を展開しています。
  •  講演後には、会場から様々な質問があり、真摯に対応していただきました。
  •  NPOの会計はどうなのか、事業資金はどうやって調達しているのか、地元の自治体の手当てが手厚いが秋田とどうして違うのか、などの質問でした。。
  •  翌日、高木さんを新幹線の時間まで、角館を案内しました。その際に、「人間にとって自然と向き合うときに何が必要かわかりますか?」と聞かれました。
  •  レイチェルカーソンが「人は小さい頃から自然に対して一緒になって感動を感じる人が必要だ。子どもの頃は誰しも虫や植物、自然に驚きをもっているのに年を取るにつれて、忘れてしまう」ということで高木さんは いつまでも人が驚きを忘れないように一緒に感動して寄り添えるように活動している、とのことでした。
  •  私自身も、子ども達に対する向き合い方について、いつも腑に落ちないところがあったのですが、これでスッキリしました。植物の名前や種類を教えるのではなく、子どもが興味を持ったことに一緒になって考える、ことが大事だと。
  •  早速、アマゾンで新潮文庫の「センス オブ ワンダー」を購入して読みました。自分の人生で忘れていた、子どもの頃にあんなに植物に夢中になっていたことを思い出しました。
  •  高木さん本当にありがとうございました。心からお礼を申しあげます。