| 県民参加の森づくり事業を活用 |
能代木材産業連合会が増田高校で出前講座を開催
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| 秋田県森林ボランティア団体 能代木材産業連合会 |
- 令和8年7月6日(月)に能代木産連が横手市増田町増田の県立増田高校において、総合学科の2年生3人を対象に将来の就職や進学に役立てて貰うよう、また森林・林業を理解して貰うため出前講座を開催しました。
- 木の学校の校長も兼ねる木産連の佐々木事務局長から、建設関係では県を挙げて高校生の就業活動に関わっているが林業・木材産業ではなかなかそういうことが無いので、増田高校で森林・林業・木材産業を税事業によりPRするので紹介して欲しい、と言われて同校に向かいました。
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- 同校は、総合学科と農業科学科のある伝統校です。正面玄関に着くと木高研の足立先生が到着していたので一緒に受付し、担当の糯田先生に案内していただき佐々木校長先生にあいさつしてから会場に向かいました。
- 上の写真は、木製ランタンを作成した後で、それぞれ製品を前にしての写真です。
- 昨年は8名の生徒さんがいましたが、今年は3人です。
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- あいさつ後、増田高校の正面玄関を出て実習棟の入口に向かいます。
- 足立先生は、電子レンジや道具が入ったケースを台車に乗せて移動します。
- 今回は糯田先生が能代に赴任していた時に、佐々木さんと知り合いになり、増田高校に赴任して十文字和紙の関係者と一緒に活動し、授業にも取り入れた関係で和紙をキーワードに木高研の足立先生を巻き込んで出前講座になったということです。
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- 実習室には、漆器の乾燥機や木工機械が置いてあり、足立先生が興味深く見ていました。
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- 糯田先生のガイダンスにより、足立先生が紹介されます。
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- 続いて、能代木産連の佐々木さんと木の学校の伊藤さんが紹介され、佐々木さんから県で作成した「カーボンニュートラルの概要と世界の動き」という動画により、森林や木材が二酸化炭素を固定する機能があることなどが説明され、森林のSDGsを勉強します。
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- 続いて木材高度加工研究所の足立先生から、「木と紙」と題して中国で紙が発明された経緯や、人間はどこに集まるのか(水のあるところ)、西洋と日本のノコギリの使い方は何故違うのか(西洋は押す、日本は挽く)、テーブルマナーはどうして違うのか(西洋は皿を持たない、日本は持って食べる)などの興味ある話しから西洋紙と和紙の違いなどが説明されました。
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- 紙は木材からできること、和紙の色は何故茶色いかなどが説明されます。
- 外の実習棟の木壁を例に、塗料が取れてくると下の板の黒みが出るが、それが雨に当たるとだんだんと白くなるように、紙も水で晒したり、薬剤を使うと白くなる、という説明があります。
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- さらに、割り箸一膳は約4gで、A4の紙が4g、紙1gをつくるのに木材が2g必要なので、紙1枚を作るのに箸が2膳いることになる。割り箸を捨てるともったい無いというが、紙を粗末にするとそれ以上の無駄になる、と説明されました。
- ティッシュは1枚1g、なので鼻をかんで捨てると箸1本を捨てるということだそうです。
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- 続いて、普通は曲がらない木を曲げるにはどうしたら良いでしょう?ということで、木材片を水に浸し、ラップを掛けて、電子レンジで1分半チンします。すると治具を使うと木が折れないで曲がりました。
- 治具を使わないと折れてしまいますが、その原理も説明されます。皆さんビックリです。
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- 次に地元企業の紹介で、湯沢市中野木工の中野さんから100年に渡って湯沢市で生き抜いてきた技術による特注家具などの説明がありました。
- 昔は、ミシンが流行りそのイスが会社の主力になった時代もあり、秋田木工でさえできなかった座る板の微妙なくぼみが決め手だったそうです。
- 昨年の情報交換会で講演して貰った東北大の清和さんが、「中野木工のボールペンを使っているが最高だ」と話していたことが印象的です。
- 清和さんは、自分の本の中でもボールペンを誉めていてよほど気に入っているのだと思います。
- 糯田先生からは、地元に素晴らしい企業があるので、今度生徒を連れて視察に行きたいと言われてました。
- 高い技術を持った地元の企業が続いていけるよう、若い方が跡を継いで行って欲しいと切に思います。 社長さんが来ているTシャツが素敵でした。
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- 休み時間にトイレに行くと階段の上に、川連風漆器と十文字和紙の作品がありました。どちらも地元を代表する製品であり、自分達でも作れるとは羨ましい環境です。
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- 今回の最後の講義は、能代木産連の佐々木さんと木の学校の伊藤さんから、ランタン作りのワークショップです。
- 棒状の木片を円盤に組み合わせて、側壁に板をはめ込んでいきますが、生徒さん達は十文字和紙で側壁部分を作ってきているので、木をはめ込むところに紙を入れるので、なかなか難しい作業です。
- 下右の出来上がりは、側壁に木をはめ込んだものです(ちなみに部材はスギ、はめ込み板は稲庭うどんの箱の余りを利用したSDGsだそうです。)(細かい加工は木の学校の技術の高さです!)
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- 糯だ先生と中野社長もチャレンジしています。よく見ると和紙に色づけして星の模様を描いてきた生徒がいました。中に光が入るとキレイだろうなあ。なお、11月に入ると生徒が実際に和紙を作成するそうです。
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- 単位終了ごとに生徒が感想を述べて、担当した説明者にお礼を述べて無事出前講座が終了しました。
- 糯田先生からは来年も是非やってくださいとリクエストがありました。来年は生徒さんが多いようです。
- 将来の秋田を支える若い人達にひとまずは木の素晴らしさ、それに関わる企業が身近にあることを分かって貰えれば、「秋田には何も無い」なんて言う人はいなくなるでしょう。
- 能代木産連では県内あちこちでこういう取組をしていますが、なんか胸がほくほくしてきます。
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