| 第50回全国育樹祭記念行事 |
森の学校2026 森吉山フラワートレッキング
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2026年6月23日(火)、森の学校「森吉山フラワートレッキング」が花の百名山・森吉山で開催された。参加者は23名。稚児平の初夏を代表する花であるチングルマは見頃のごピークを過ぎていたが、初夏の花に加えて、早春の花であるマルバマンサクやショウジョウバカマ、オオバキスミレから盛夏の花であるニッコウキスゲ、ハクサンシャクナゲ、コバイケイソウ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、マルバシモツケに至るまで多種多様な花々を鑑賞しながらフラワートレッキングを楽しんだ。ゴンドラからブナの実を観察すると、いずれのブナにもたくさんの実が鈴なりについていたので、今年はブナの実「豊作」の予想は当たっているように思う。
- 共催/秋田県森の案内人協議会、秋田県森林学習交流館指定管理者
- 協賛/(公社)秋田県緑化推進委員会
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- コース・・・阿仁スキー場ゴンドラ駅⇒ゴンドラ山頂駅⇒石森⇒阿仁避難小屋⇒稚児平⇒ 森吉山山頂⇒稚児平⇒石森⇒ゴンドラ山頂駅⇒ゴンドラ駅
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- コバイケイソウ(山頂駅周辺)・・・登山者に最も知られている高山植物の一つだが、花は毎年咲かず、3~4年に1回程度しか咲かない。今年の花は豊作のようだ。
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- ミネザクラ(タカネザクラ)の実・・・果実は熟すと黒紫色になる。
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- モロビ(アオモリトドマツ)
阿仁マタギは、アオモリトドマツをモロビと呼び、昔からその香りは穢れを払い、魔除けの効力があると信じられている。江戸時代の紀行家・菅江真澄はモロビの風習について「森吉山は一面モロビ(アオモリトドマツ)が生えている。登った人は、必ずこれをみやげに折って下り、一年中、朝夕、きよめ火に用いる」と記している。
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- ミネカエデ・・・枝先の総状花序に黄緑色の花を5~10個立ち上がって咲く。秋には黄葉が美しく、高山帯の紅葉の絶景を演出する主役の一つ。
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- ミヤマナラ・・・ミズナラの変種で、葉も実も小型である。
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- アカモノ・・・登山道沿いに群生している。常緑の小低木で、白色の花を下向きに開く。果実は球形で赤く熟し、酸味があって生食できるが、クマも好物なので注意。
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- ゴゼンタチバナ・・・登山道沿いに群生している。葉が4枚では花がつかず、6枚になると花が咲く。
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- マルバマンサク・・・葉が丸みを帯び、早春真っ先に咲くので「丸葉満作」と書く。
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- ツマトリソウ・・・普通白色の花弁は7枚で、その先が尖る。稀に花の縁が淡い紅色に縁取られていることがある。
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- ヒメイチゲ
- タニウツギ・・・初夏を告げる花で、小枝の先から淡紅色~紅色の美しい花をたくさん咲かせる。
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- ジョウジョウバカマ・・・雪解けと同時に咲く早春の花。
- ハクサンチドリ・・・白山で発見され、花の形を千鳥が空を飛ぶ姿に見立てて、「白山千鳥」と書く。
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- オオバキスミレ・・・葉が大きく、花が黄色いスミレの意味で「大葉黄菫」と書く。
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- シラネアオイ・・・美しい大輪の花を咲かせ、愛好家が非常に多い日本を代表する名花。
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- ニッコウキスゲ・・・夏山を代表する花で、一株に7つほどのツボミをつけ、一日一個づつ花が咲いていく。見頃は一週間程度。
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- マルバシモツケ・・・葉は丸く、花径7mmほどの小さな白い花のかたまりを密につける。
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- ヒナザクラ・・・雪が解けたら順に花を咲かせ、湿地帯を白く染め上げる。白色でサクラに似た小形の花を1~8個開く。
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- ハクサンシャクナゲ・・・森吉山にも八重咲きの品種「ネモトシャクナゲ」があるらしく、福島県の県花にもなっているという。
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- イワイチョウ・・・高山帯の雪田周辺の湿地に群生する。葉は、厚く光沢があり銀杏の葉に似た独特な腎形をしている。
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- ムラサキヤシオツツジ・・・早春、ブナ林を代表する低木の花の一つ。
- ヤマドリゼンマイ・・・市場で売られているのは、ゼンマイよりヤマドリゼンマイの方が多いと言われている。
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- オオカメノキ・・・早春、アジサイに似た白い装飾花をたくさんつけ、北国の山に春がきたことを告げる。
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- ウラジロヨウラク(ガクウラジロヨウラク)・・・「秋田の山野草300選」では、花を支えるガク片が長いガクウラジロヨウラクと区別せず、「ウラジロヨウラク」として掲載されている。
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- ベニバナイチゴ・・・濃い紅色の花をうつむき加減に咲く。本種にはキイチゴ類にあるトゲがないのが特徴。
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- イワナシ・・・透き通るようなピンクの花を咲かせる。和名は、果実がナシの果肉のような味がするから。
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- チングルマの種毛・・・稚児平周辺のチングルマは、花のピークが過ぎていたのが残念。
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- チングルマとイワカガミの混生美(稚児平)・・・八重咲きのチングルマを探したが、見つけることができなかった。恐らく花の最盛期が終わり、散っていたのであろう。
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- 参考:八重咲きのチングルマ(稚児平で撮影:山上インストラクター)
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- イワカガミ・・・葉の間から1本の長い花茎をだし、淡紅色の漏斗状あるいは小さなラッパ状の花を3~10個つける。葉をつけたまま冬を越す。亜高山から高山の岩場、草地に大きな群落をつくる。
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- 森吉山頂(1454m)・・・昼食後、360度のパノラマを楽しむ
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- ノウゴウイチゴ・・・小さめながらも甘酸っぱく食べられる。
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- ゴンドラから撮影したブナの実・・・鈴なりに実をつけていることから、今年は「大豊作」のようだ。今秋は、少なくとも奥山に生息するクマは、人の生活圏に来ることはないであろう。ただし、来年の1~2月頃、クマのベビーラッシュになると予想される。
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